ガリガリ亡者とは

ガリガリ亡者たち
奪衣婆
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こんばんは。奪衣婆です。

奪衣婆
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今夜は、ブログの名前につけさせてもらっている「ガリガリ亡者」についてまとめました。

奪衣婆
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皮肉を込めて「ガリガリ亡者」と使うことが多いのですが、ここでは、憎めない存在として親しみを込めてそう呼んでいます。

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仏教おいては「6大煩悩」があります。
煩悩とは、自分自身を苦しめ、煩わせる心のことを指します。
煩悩の種類は多く「百八煩悩」「八万四千の煩悩」などともよばれます。

奪衣婆
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キリスト教の「七つの大罪」はアニメなどで題材に使われることが多いので、広く知られていますよね。
ラテン語や英語での意味は「七つの死に至る罪」といわれていて、罪そのものというよりは、人間を罪に導く可能性があるとみなされてきた欲望や感情のことを指します。

「七つの大罪」嫉妬 ピーテル・ブリューゲル作
「七つの大罪」憤怒 ピーテル・ブリューゲル作
「七つの大罪」傲慢 ピーテル・ブリューゲル作
奪衣婆
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仏教に限らず、昔から周りにいる大人に「人のためになることしなさい」と言われて育った人は多いですよね。わたしもそのひとりで、「自分が!自分が!」と言ってはいけませんと言われて育ちました。

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幼少期に母親が、「人のために」と地域活動を熱心に手伝っていました。集まりがある日は帰りが遅くなり、夕飯の支度も遅くなることがあったのですが、そういう日はきまって家で待つ父が痺れをきらして暴れていました。「人のために」やっていることが幼いわたしにはとてもつらいことでした。

「節制XIIII」
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しかしながら、自己犠牲が良しとされて育つと、極端にならない中間の幸せが難しく思えます。自分の都合を考えると相手に嫌われるのではないかとか、言い争いになるのではないとか、新たな悩みが増えたりします。

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「自分の整理」をはじめると、負の感情が生まれたときに一旦立ち止まり、「中間」を探せるようになります。はじめは上手く感情のコントロールができなくても、何度か繰り返すうちに、「中間」を探す思考が生まれます。わたしもそうやって自分の中のガリガリを飼いならしていますよ!

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「自分に自信がない」とか「自己肯定感が低い」とよく耳にします。
自分をいとおしく思うことで、自分を信じることや、自分を認めることができるようになります。

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