壊記憶の切れ端

壊記憶の切れ端が、また浮かんでくる。

死の床や、壊れていく風景の断片。 自分の記憶なのか、別の何かが混ざっているのか、はっきりしない。

ただ、触れると確かに「壊れている」感触がある。 それを正記憶の環に戻す作業が、最近できるようになってきた。

切れ端のまま置いておくと、少しざらつく。 環に戻すと、静かに沈んでいく。

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